2006年11月

2006年11月28日

 三原唯一の自動車学校である「トスコ三原自動車学校」が、来年(平成19年)の4月末日で廃止になるらしい。
 土地の売却先などは、具体的に決定していない様子。

http://www.tosco-net.co.jp/tosco/soumu/keiei/h181122jidou.pdf

 また、一つ、「思い出」が消えていくのですか。
 春休みや冬休みの、市内の教習車を見なくなるのですか。

 そうなんですか・・・。
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2006年11月09日

第3回 三原浮城まつり 公式サイト

http://www.mhr-cci.org/ukishiromaturi/

 動機はなんであれ、三原城の別名「浮城」をテーマに祭りを行うことは、それなりの効果がある。

 私としては、本来は「やっさ祭」と「浮城まつり」の内容を、融合させるべきだと思っている。やっさ踊りの由来は、三原城の築城にあり、浮城とやっさ踊りは、密接な関係であるからだ。

 どういう過程で「浮城まつり」をすることになったか。その祭りが、三原に何をもたらすのか。
 そういった戦略的なことを、もうすこし内容をつめた方がよいのではないかと、個人的には思う。

 秋祭りがないから、「浮城まつり」で代用するというのは、若干もったいないし、観光事業として、中心部活性化事業としてのイベントであるだけなのだったら、別に「三原タコ祭」でも「三原もみじ祭(仏通寺のもみじが、きれい)」でも、なんでもいいはずなのに・・・。

 よりによって、「浮城」とは・・・・?
Comments(3) | TrackBack(0) │   (23:50)

 イエス玉川氏の独演会に行ってきた。

 この催し物は、どうやら我が両親が深く関わっているらしい。
 母は、イエス玉川氏と同郷(大和町)で、同級生。
 父は、根っからの快楽主義者で、人を楽しませることが大好き。だから、こういった演芸も大好き。
 この両者が組み合わさって、三原で「イエス玉川独演会」が催された、ということになるのかもしれない。

 正直に言うと、私はどうして両親がそんなことに熱心なのかよくわからなかった。
 しかし、独演会を見た後、しみじみと納得することができた。

 イエス玉川氏は、芸術家である。
 日本の演芸の一つである「浪曲」を、現代に伝える芸術家である。
 浪曲とは、「浪花節」とも言い、辞書を引用すると、

語り物の一種。江戸末期、説経節・祭文などの影響を受けて大坂で成立。初めはちょんがれ節・うかれ節などともよばれた。三味線の伴奏で独演し、題材は軍談・講釈・物語など、義理人情をテーマとしたものが多い。浪曲。

 ということである。
 義理人情をテーマとしているので、グッと来るお話を、独特の節回しで語る。
 その声は、しゃがれたような声である。この発声方法は、モンゴルのホーミーとよく似ている。だから、遠くまで声が届く。
 
 今回の独演会では、浪曲がメインというよりも、漫談がメインだった。
 イエス玉川氏は、地元出身(大和町)であるので、地元の地名がばんばん出てくる。集まった観客も、地元の人間なので、身近な話題で、よく受けていた。

 玉川の十八番は「天保水滸伝」という任侠ものであるが、今回の演目である浪曲は、ちがうもの。
 子供の出来ない夫婦が、親を亡くした子を引き取り、その子が町中の子とけんかをする。父は、迷惑をかけた子を怒ろうとするが、その子がけんかをした理由が「父親の職業」をなじられたから、というもので、父の名誉を守るために子が戦ったという話。

 生まれてはじめて浪曲を聞いたけど、いいなぁ。
 まず、イエス玉川氏の声が良い。独特の間合いが、心地よい。
 そして、浪曲の内容が、とても人情味あふれていて、笑いあり涙あり。

 漫談もおもしろかったが、浪曲には感動を覚えた。話の内容も感動したし、浪曲自体の芸に感動した。
 浪曲って、こんなに心を打つものなんだろうか。

 とにかく、大変貴重な体験をしたのは、まちがいない。

 来年の「第3回イエス玉川独演会」をするのであれば、ぜひ、見に行きたいと思う。それほど、おもしろかったのだ。
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2006年11月03日

 三原テレビのサイトに、詳しく掲載されています。

http://www.mcat.co.jp/modules/news/article.php?storyid=205

 ちなみに、ポスターの画像をクリックしたら、三代目親分の出演するPR動画が・・・。
 
 私は「イエス玉川」氏の漫談、いや、浪曲を聞いたことがないのですが、ある年齢層からは絶大な支持を得られる芸だそうで。
 その年齢層は、「きみまろ」氏と同じだそうです。

 お店になぜか1枚チケットがありますので、ご希望の方がいらっしゃいましたら、

「ブログを見たんですが、イエス玉川は面白いんですか?」

 と一言おっしゃっていただければ、先着1名様にチケットを差し上げます。
 11月7日締め切りとさせていただきます。
 
 残ったら、私が見に行きます。(笑)
Comments(4) | TrackBack(0) │   (21:56)

 宮浦の旧ベスト電器の場所に、居ぬきでレンタルビデオ屋さんが出来上がりつつある。昨日看板がかけられ、巷のうさわ通り「ゲオ」というお店だということがわかった。

 ゲオの公式サイト
http://www.geogp.com/

 便利な場所に、こういった施設はありがたい事だけど・・・。

 私はこの5年くらい、こういったレンタルビデオとかを利用したことがない。
 見る時間がない。ちなみに、テレビ放送を録画した映画たちも常に20本ほど貯めこんでしまっている。
 だから、このお店も、私が利用するかどうかは、かなり微妙なところである。(汗)

 とはいえ、需要はあるだろう。
 営業時間は10時から24時までらしいので、便利かもしれない。
 もしかして、広島県立大学の学生さんたちに喜ばれるのかも?

 正式なオープンはまだ未定とのことだけど、とりあえずあの場所が空いているよりは、ずいぶんと良いことだと思う。

 
Comments(5) | TrackBack(0) │   (21:23)

 和田沖の三菱三原の前に、1軒のラーメン屋さんがある。その名は「龍昇軒」。もう、風景の一部となっているような、存在感。溶け込んでいる。国道185号線を通る度に、目に入っていたのだが、入る機会もなく、そのまま通り過ぎていた。
 
 子供の頃からあるような気がしていたが、本当にかれこれ30年ぐらい前から営んでいらっしゃるらしい。

 1年ほど前、勇気を振り絞り入店してみたところ、すっと入る素朴な味わいに惹かれてしまった。
 
 暖簾には「はせべ」の名前が入っている。

 店に入ると、横長の店内にカウンターとカウンターの分離延長部分みたいなテーブルで、よくある昭和のラーメン屋さんという感じ。御夫婦でやっている様子。

 カウンター席に座って、ラーメンを1つ注文して、のんびりと眺めてみた。

 店内は、時代が止まっているような感じ。作動しているのか定かではないが、ホットドリンク用のウォーマーや、古びたドリンク用の冷蔵庫。
 そして、三原のラーメン店の定番でもある、おでん!

 「来来軒」とか、「幸来軒」とか、「松竹軒」とか、そういう雰囲気。そういう味のラーメンが出てくるような予感がする。

 ラーメンが出てくる。

 昔風のラーメンで、赤身のチャーシューが2枚。メンマ。ネギ。
 麺は細めんではなくて、中太。「自由軒」より、すこし細い平麺。もちろん、暖簾から「はせべ製」とわかる。
 スープを啜ると、素直に美味しい。なにかが突出していることもなく、何かが足りない事もなく。鶏がらベースがしっかりとしている上に醤油が乗っかり、その脇を魚介の旨みでサポートしている感じである。塩加減もちょうど良い。
 このスープに中太平麺がとてもよく合う。すこし柔らかいような気がしないでもないけど、食べていくうちに気にならなくなっていく。
 チャーシューは、わしわしとした感触が心地よい。臭みもなく、旨い。
 ネギの香りがぷうんとラーメンに刺激を与えて、味を引き締めている。

 きちんとスープも全部飲み干して、ごちそうさま。

 1杯450円である。
 いまどき、この値段である。三原で2番目に安くて旨いラーメン(って、バーミヤンとかそういうのは、除く)。

 おじさんとおばさんのお二人でやってらっしゃるようなので(しかも30年も)、この味もお二人の人生なのかなぁ、なんて思ったりする。
 おじさん、赤身のチャーシューを乗せたり、背脂を乗せなかったりするのは、脂っぽいのが嫌いなのかな、とか。
 おばさん、陽気で気の良い感じが、無口な感じのおじさんと良い組み合わせだなぁ、とか。

 いいなぁ、こういうお店。好きだなぁ。

 いまどきのラーメン屋のラーメンも旨いけど、こういった情緒あるお店の魅力というのも、捨てがたい。

 ときどき、思い出したようにふらりと立ち寄りたくなる、そんなお店である。
Comments(5) | TrackBack(0) │   (21:06)

自己紹介
四代目(よんだいめ)
老舗パン屋の四代目として、三原に生まれ育ち、跡を継ぐ。 2010年に代表取締役社長就任。
社長になっても、なんだかんだいいながらイオン三原店の店長も兼務。
三原がふるさと。大阪がボケと突っ込みのふるさと。フランスが心のふるさと。
日本と広島と故郷の三原と我が妻と娘をこよなく愛する40歳。

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オギロパン イオン三原店
郵便番号 723-0014
広島県三原市城町2-13-1
TEL&FAX 0848-62-8800
営業時間 午前9時〜午後8時
定休日 年中無休(お店は)
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