ハラジン?

c763bc04.JPG クーポンマガジンなるものがある。
 雑誌にクーポンがついていて、お店にそのクーポンを持っていくと、なんらかのサービスが受けられるというもの。

 三原にも、そんな感じのものが、新しく出来た様子。
 ハラジン、というらしい。「三原人」の「み」を取り除いて「ハラジン」。
 飲食店などの情報を中心に構成された、A4サイズの三つ折りの「チラシ」で、三原市内の店鋪に設置する形式で配付されているらしい。そのチラシを持っていくと、なんらかのサービスがある、とのこと。

 さんあいジャーナル、躍進三原ニュース、経済レポート、ウインク、タウン情報福山など、地域を限定した紙媒体に、仲間入りかな?

 いろんな情報源があると、便利といえば、便利。
 クーポンの経費はさておき、お店の事を知ってもらうという事は、大切な事だと思う。

 現代の情報事情を考えると、ネットなどで直接的にお店が情報を提供できる時代なのだから、積極的にお店がアピールすることは、そんなに難しい事ではないような気がする。ちょっとの手間さえかければ、紙媒体よりも、信憑性の高い、速報的な情報提供ができるはず。
 とはいえ、飲食業は、「旨いものをつくる事」が得意分野であり、情報提供は別の分野(能力)だし、情報分野が得意な業種に「アウトソーシング」することも、悪い事ではないような・・・。


 でも、オギロパンは、このブログですら、自力で自腹なので(なにより、私が文章を書くのが、好きなのだし)、そういった紙媒体に掲載予定はない。
 昔から、広告に経費をかけない主義であり、広告代も、価格の一部になるのだから、安くて旨いパンを売るためには、不要だそうです(三代目親分、談)。

 薄利多売のオギロパンには、私もそれが正解だと思う。
 それがとても「うちらしい」選択だとも思う。

 ジャスコ店は、ジャスコのチラシに掲載される場合があるけど、あれは経費的に最初から「組み込まれている」ものなので、利用はさせて頂いているけれど、「うーん。つらいっ。」と思う事もある。ネタ的な面でも、内容的な面でも、商売の哲学的な面でも。
 売り出しは、お客様には「わかりやすい」けど、その時だけがんばってもね。

 ふつうに、なにげなく、あたりまえに、ちょこっと食べてもらえるような、パン屋がいいなぁ。

Comments(0) | TrackBack(0) │   (21:01)