2006年05月07日
苦み走るチョコレート
うわさによれば、「薬のような味がする」ということで。
その「薬のような」って、どんな薬だろう。
あまり、旨そうではない。苦いだけ・・・なのかな?
その「薬のような」という味に、なんとなく興味がわいていたのだが、パッケージには注意事項が書いてあり「非常に苦いチョコレートです。」と書いてあった。しかも、少量ずつか甘いものと一緒に食べなさい、とも書いてある。
もしかすると、かなり強烈な味なのかな?
とりあえず、ジャスコの食品館にあったので、購入。帰宅して、おそるおそる、ひとかけらを口に入れてみた。
「・・・にがっ・・・」
とても苦かった。深煎りコーヒーの苦味を想像していたのだが、それともちがう。薬の苦味でもない。焙煎された苦味(こげ味)を強烈に感じる。とにかく、純粋な焦げの苦味である。えぐい苦味ではない。
そして、その後に、カカオの香りが口の中に顔を出す。これまた、強烈なカカオの香り。さわやかなほどの純粋さがある。
ただし、コクは感じない。さっぱりと消えてゆく。とても潔い後口。
甘みがないことと、カカオバターが添加されていないことが、ポイントなのかもしれない。
このチョコレートは、普通のチョコレートと思って食べると、クレームが発生するであろうと思われるほど方向性が違う。あの注意事項は、正しい。もうすこし大きい字で表示したほうが良いのではないか、とも思わせる正確さだ。
確かに、チョコレートではある。でも、クーベルチュールともちがう。
少しずつ、口の中に入れて楽しむと、ちょっと癖になりそうな感じ。
濃いエスプレッソが好きな人だったら、楽しめると思う。
甘いチョコレートがお好きな方には、まったくお勧めできないことには、間違いなさそうである。
そして、このような強烈に個性のあるチョコレートを作って売っている明治製菓さんには、その勇気に盛大な拍手を送りたいと思う。
ちなみに。
超甘党の妻(普段は砂糖をなめてます・・・嘘です)に食べてもらったところ、
「苦い。無理。」
と、本当に苦しがっておりました。口までゆすいでたりして。
甘党の方。ご注意ください。
これはこれで、おいしいと思うんだけどなぁ・・・。



