苦み走るチョコレート

1b39ea13.JPG 明治製菓の「チョコレート効果 CACAO99%」というチョコレートがある。

 うわさによれば、「薬のような味がする」ということで。
 その「薬のような」って、どんな薬だろう。
 あまり、旨そうではない。苦いだけ・・・なのかな?

 その「薬のような」という味に、なんとなく興味がわいていたのだが、パッケージには注意事項が書いてあり「非常に苦いチョコレートです。」と書いてあった。しかも、少量ずつか甘いものと一緒に食べなさい、とも書いてある。
 もしかすると、かなり強烈な味なのかな?

 とりあえず、ジャスコの食品館にあったので、購入。帰宅して、おそるおそる、ひとかけらを口に入れてみた。

「・・・にがっ・・・」

 とても苦かった。深煎りコーヒーの苦味を想像していたのだが、それともちがう。薬の苦味でもない。焙煎された苦味(こげ味)を強烈に感じる。とにかく、純粋な焦げの苦味である。えぐい苦味ではない。
 そして、その後に、カカオの香りが口の中に顔を出す。これまた、強烈なカカオの香り。さわやかなほどの純粋さがある。
 ただし、コクは感じない。さっぱりと消えてゆく。とても潔い後口。
 甘みがないことと、カカオバターが添加されていないことが、ポイントなのかもしれない。

 このチョコレートは、普通のチョコレートと思って食べると、クレームが発生するであろうと思われるほど方向性が違う。あの注意事項は、正しい。もうすこし大きい字で表示したほうが良いのではないか、とも思わせる正確さだ。
 確かに、チョコレートではある。でも、クーベルチュールともちがう。

 少しずつ、口の中に入れて楽しむと、ちょっと癖になりそうな感じ。
 濃いエスプレッソが好きな人だったら、楽しめると思う。

 甘いチョコレートがお好きな方には、まったくお勧めできないことには、間違いなさそうである。
 そして、このような強烈に個性のあるチョコレートを作って売っている明治製菓さんには、その勇気に盛大な拍手を送りたいと思う。

 ちなみに。
 超甘党の妻(普段は砂糖をなめてます・・・嘘です)に食べてもらったところ、

「苦い。無理。」

 と、本当に苦しがっておりました。口までゆすいでたりして。

 甘党の方。ご注意ください。

 これはこれで、おいしいと思うんだけどなぁ・・・。