ペアシティ東館の今後

 中国新聞のネット版に、こんな記事が。

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200612080054.html

 ペアシティ東館から、天満屋さんが撤退したのがこの3月。
 どうやら、市が動いたようで、ペアシティ東館が取り壊され、ライフコート社の計画する建造物が建つような流れになっている。

 いろいろ思うことはあるのだけれども・・・。
 それよりも、あのペアシティ東館が取り壊されてしまうと言うことに、感慨深いものがある。感慨深いと言うよりも、虚しいのである。

 あれだけの建造物が、30年も経たない内にお役ごめんになってしまい、地表から消滅するだなんて、あまりにも不経済で、非合理的なのではないのか。
 建築当初は、夢と希望に満ち溢れていたあの建物が・・・。

 いつも言われることではあるのだが、建築当初に自走式の駐車場を確保できなかったことや、駅からの直接アプローチできる歩道が用意できなかったことは、一体どのような経緯でそうなってしまったのかを思い出す必要があるのではないだろうか。
 しかし、もし仮に、そういった施設が整備されていたとして、それらは延命効果はあったであろうが、現実問題として、集客面での改善にはならなかったであろう。

 三原市は、基本的に誘致型の行政の伝統を持っているようである。
 教育分野では、広大(当時は女子師範学校)を誘致し、広島県立大学(旧広島福祉大学)を誘致し、工業分野では、三菱や帝人やトスコ(東洋繊維)を誘致し、小原工業団地に誘致し・・・。

 誘致に力を入れることには反対しないけれども(なにより、即効性が高い)、本来ならば即効性のある事と遅効性のある事を、同時に行っていく必要があるのではないか。

 もしも、ペアシティ東館に建設されるであろう、ライフコート社の商業施設に、何らかの経済的な期待を抱くならば、それは甘い幻想と言わざるを得ない。
 そうでなく、別の意図をもって、それを行っているとすれば、三原市の行っているペアシティ東館対策は、思慮深い判断だと思う。

 ともかく、私自身は、今後の推移を見守ることしか出来ない立場であるが、少なくともライフコート社には、当初の概念を保持していただき、三原市民にとって、長い目で見て親しまれる存在になるような商業施設を構築していただければ、とても嬉しいと思う。
2006/12/13

 報道の元となる、三原市市議会の映像を含む、三原テレビの映像を見た。

http://www.mcat.co.jp/media_file/20061207-1.wmv

 3月にめどがつく、というのは、予想のようで、決定ではないようである。
 来年のやっさ祭のときは、今年同様の姿で、ペアシティ東館があるのではないか、と、思う。
Comments(7) |  TrackBack(0)  (21:24)