こがもん亭の「チャンポン」

 皆実に「こがもん亭」という「大牟田ラーメン」を掲げるラーメン屋さんがある。 このお店は、結構昔からやっているように思う。
 もちろん、メインは九州風のとんこつ細麺のラーメンである。

 そういえば、国道2号線沿いのこの皆実あたりには、ラーメン屋さんが多い。
 2号線沿いには東から味八、自由軒、ラーメンランド、どさんこラーメン、ラーメン康、こがもん亭という具合に、一直線ではないが、点在している。

 こがもん亭はそんな皆実界隈のラーメン店の中で唯一、九州色しているような気がする

 そもそも、三原には九州色したラーメンは、こがもん亭と「サツマラーメン」と「長崎ちゃんめん」ぐらい。需要と供給の関係なのか、何か理由があるのか、さっぱりわからない。

 話が変な所に飛んでいかないうちに、前に進めよう。

 本日、気になっていた「こがもん亭」の「チャンポン」を食べに行ってきた。
 このお店は、10時半開店で昼の営業のみのようで、昼食しかチャンスはない。何度か食べ損ね、やっと食べることができた。
 話によると、ボリュームがあるとのことだった。

 店に入ると、券売機が置いてあり、食券を買いカウンターに出すシステムになっている。ぼんやりとしばらく待っていると、チャンポンがやってきた。

チャンポン(770円)
8538f15a.jpg スープは豚骨スープが主体のようであるが、いろいろほかの風味も混ざっているようだ。しかし、野暮なほど重厚ではなく、適度にハーモニーとなっている様子である。塩加減もちょうど良い。
 具はキャベツ、モヤシ、ニラ、豚肉を炒めたものと、イカ、アサリが若干入り、コーンがトッピングされている。
 麺は・・・。短い。太い。そして、不思議な断面。・・・どこかで見たことあるんだけどなぁ・・・。麺としての味は、適切である。

 一口、一口と進めるたび、バランスが良いチャンポンであることに気がつく。このようなチャンポンは、三原ではこがもん亭とあとほかに1店あるぐらいだろうか。美味しい。野菜の炒め方がよいのか、シャッキリとしている。麺が太いためか、不思議な断面のせいか、スープとよくからむ(もやしほどの太さがある)。野菜と一緒に食べると、とてもうまい。

ミニチャーハン(200円)
393ac5b5.jpg ついでに小さいチャーハンも注文しておいた。ご飯一膳分ぐらいだろうか。福神漬がついてきており、なんとなく自由軒のチャーハンと似たところがあるが、こちらのほうが圧倒的に「チャーハン寄り」である(自由軒は「焼き飯」寄りかな?)。一粒一粒がハラリとしており、こちらも美味しい。

 あとから来たお客さんが、味噌ラーメンを頼んでいた。
 帰りがけにちょっとどんぶりを覗いてみると、黄色い細縮れ麺にこげ茶色のスープでちょっと味わいに興味がわいた。野菜も多いような気がする。

 次回は味噌ラーメンを食べてみたいなぁ。
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