広島遠征記 その2 〜ひろしま夢ぷらざ編〜

 ひろしま夢ぷらざには、結局4種類持っていった。

・しゃりしゃりバターパン
・コッペパン
・ネジリパン
・カリントドーナツ

 三原を7時に出発し、現地に9時に到着。
 それからセッティングをして、すぐに販売開始だった。

 以前からの疑問である「コッペパン」であるが、これがすんなり売れてゆく。

「これって、メロンパンじゃないの?」

 と、聞かれることも少なく、なんとなく仮説に立てている

「コッペパン=メロンパン呼称 戦前広島中心説」が頭をよぎる。


 コッペとカリントドーナツは順調に売れたものの、大量に持ってきた「しゃりしゃりバターパン」が・・・。
 広島の人にとっては、べつに変わったパンに見受けられないのだろう。

「なんか、なつかしい感じがするよね」
「給食で出てきたパンよね。これって。」
「甘そうじゃね」
「昔見たことあるね。」

 と、あまり肯定的な意見はなく、かなりアウェーな感じ・・・。


 そこで、試食販売を決意する。食べてもらえば、わかるはずだ。
 早速、近所の100均ショップにて、試食グッズをとりそろえ(当初は試食は考えていなかった)、試食販売を開始する。


 すると・・・。

 食べてもらえると、味に納得していただけるのだ。
 これは素晴らしい反応!
 試食をだす声に、自信が満ち溢れる!

 結局、4時から200個近くの「しゃりしゃりバターパン」を販売し、なんとか閉店までに完売。

 本当にほっとした。
 そして、うちのパンが「三原の昔ながら、だけではない」と思える結果を出すことができた・・・と、思った。

 気分が高揚し帰路に就いたのだが、翌日に1本の電話がかかってきた・・・。


「天満屋緑井店の催事で、販売してもらえませんか?」


 その一言に、耳を疑ったのであった・・・。


(つづく)


・・・このシリーズ。書いてて、あまり面白くないなぁ。(汗)
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