2010年11月11日
広島遠征記 その3 ひとまず、一人反省会
おもがけず飛び込んできた「天満屋緑井店」での催事。
「ひろしま夢ぷらざで見かけたんですが、うちで販売してみませんか?」
と、担当の方から言われる。確かに、ひろしま夢ぷらざでの販売で、そのような感じの人も見受けられた。まさか、それがこのようにつながるとは。恐るべし。
さて、ひろしま夢ぷらざでは、三原の関係者とそうでない人との反応に、恐ろしいほどの差があった。
三原の関係者の方は、「オギロパン」という文字を見つけると、つつつっっと寄ってきて、いろんなことをおっしゃる。
「まだ、あったんじゃねぇ」
「なつかしいねぇ」
「これすきじゃったんよ」
「本町の店で買ようたねぇ」
「館町で買ようたよ」
「三原高校の前に、店があったねぇ」
と、遠い目をしながら、語っていただけるのである。
これが、なんだか嬉しくって、こちらもニコニコしてしまう。
オギロパンは、昔からやっているだけあって、多くの人にとって、たくさんの思い出になっているんだなぁ。
でも、こうも少しは思ったりする。
・・・いまでも、現役バリバリのパン屋なんですけどね・・・。
・・・思い出なのね・・・。
嬉しいやら、がんばらなあかんと思うやら・・・。
そして、三原関係者以外の人はといえば。
「どこにあるん?三原?三原ってどこ?(ほんまに言われた)」
「なんか、昔からあるようなパンじゃね(これは事実である)」
「甘そうじゃね。(カロリーが気になるようである)」
「給食で出とったようなパンじゃね(しゃりしゃりバターのことである)」
と、初対面から散々な言われよう。(笑)
あまりにも、上段からバッサリと斬って捨てられたようで、案外ダメージは少ない。そんなもんだよなぁ、と思った次第である。
以上のことからわかるように(といっても、ほとんどの人がそう思っているだろうけど)、三原ではオギロパンは絶大な知名度を誇っているようだが、広島ではまったくもって無名である。
時には「ああ。三原のパン屋って言えば、おたくクリームパンつくっているでしょ?」と、違うパン屋さんと完全に勘違いするような方もいらっしゃった。
あはは。そうだよね。あちらさんは全国区だもん。(笑)
とはいえ、きっちりと自らの立ち位置を認識したうえで、天満屋緑井店では、なんとか一矢報いたいと思ったのであった。
(つづく)
「ひろしま夢ぷらざで見かけたんですが、うちで販売してみませんか?」
と、担当の方から言われる。確かに、ひろしま夢ぷらざでの販売で、そのような感じの人も見受けられた。まさか、それがこのようにつながるとは。恐るべし。
さて、ひろしま夢ぷらざでは、三原の関係者とそうでない人との反応に、恐ろしいほどの差があった。
三原の関係者の方は、「オギロパン」という文字を見つけると、つつつっっと寄ってきて、いろんなことをおっしゃる。
「まだ、あったんじゃねぇ」
「なつかしいねぇ」
「これすきじゃったんよ」
「本町の店で買ようたねぇ」
「館町で買ようたよ」
「三原高校の前に、店があったねぇ」
と、遠い目をしながら、語っていただけるのである。
これが、なんだか嬉しくって、こちらもニコニコしてしまう。
オギロパンは、昔からやっているだけあって、多くの人にとって、たくさんの思い出になっているんだなぁ。
でも、こうも少しは思ったりする。
・・・いまでも、現役バリバリのパン屋なんですけどね・・・。
・・・思い出なのね・・・。
嬉しいやら、がんばらなあかんと思うやら・・・。
そして、三原関係者以外の人はといえば。
「どこにあるん?三原?三原ってどこ?(ほんまに言われた)」
「なんか、昔からあるようなパンじゃね(これは事実である)」
「甘そうじゃね。(カロリーが気になるようである)」
「給食で出とったようなパンじゃね(しゃりしゃりバターのことである)」
と、初対面から散々な言われよう。(笑)
あまりにも、上段からバッサリと斬って捨てられたようで、案外ダメージは少ない。そんなもんだよなぁ、と思った次第である。
以上のことからわかるように(といっても、ほとんどの人がそう思っているだろうけど)、三原ではオギロパンは絶大な知名度を誇っているようだが、広島ではまったくもって無名である。
時には「ああ。三原のパン屋って言えば、おたくクリームパンつくっているでしょ?」と、違うパン屋さんと完全に勘違いするような方もいらっしゃった。
あはは。そうだよね。あちらさんは全国区だもん。(笑)
とはいえ、きっちりと自らの立ち位置を認識したうえで、天満屋緑井店では、なんとか一矢報いたいと思ったのであった。
(つづく)